最速153キロ「インコースへ投げることは苦ではない」

金丸の一番の魅力は、力感のないゆったりとしたワインドアップのフォームから投げ込まれる最速153キロのストレート。「右打者、左打者ともにインコースへ投げることは苦ではない」と話すように、各打者の内側を攻めていくコントロールと気持ちの強さもある。
欧州代表戦に向けても、「まずは真っすぐでどれだけ押せるか。キレのある真っすぐをどれだけ投げきれるか」と意気込みを語る。
持ち味はストレートだけではない。カーブ、スライダー、チェンジアップ、スプリットなど多彩な変化球も操る。「変化球の一番の武器はスプリット。スプリットを使いながら真っすぐを生かす投球でこれまで三振を奪ってきました。」
去年秋のリーグ戦では、立命大1回戦で9回16奪三振。続く立命大3回戦でも10回17奪三振など、登板した6試合中5試合で2ケタ奪三振をマーク。脅威の奪三振率13.06を記録した。