成長遂げた理由…ある人物との出会い「ワインドアップで投げてみろ」
神港橘(兵庫)時代の最速は145キロ。関大入学後も努力を積み重ね、ドラフトの目玉へと成長を遂げた金丸だが、ある人物との出会いも大きかった。高校の先輩にもあたる関大のアドバイザリースタッフ・山口高志氏(元阪急)だ。ワインドアップの投球フォームも、山口氏の助言だという。
「もともとノーワインドアップだったんですが、山口さんからワインドアップで投げてみろと言われて。そこから体重移動もしやすくなって、ボールに力が伝わりやすくなった。スピードももちろんですが、球威もレベルアップしました。」
これまで支えてくれた家族の存在も大きい。甲子園大会などで審判を務める父の影響で小学1年で野球を始めた。子どもの頃、父が連れて行ってくれた野球観戦で、自然とプロ野球選手を夢見るようになった。「審判に好かれる投手になれ」とアドバイスしてくれたこともあった。