能登半島地震の被災地を応援しようと、宮城県石巻市などの女性たちが「布ぞうり」作りに励んでいます。東日本大震災での被災経験を通し、編み手の女性たちが「布ぞうり」に込める思いとは。
ビニールロープにさまざまな色の布を編み込んでつくる「ふっくら布ぞうり」。東日本大震災の発生後、仮設住宅でのコミュニティ作りなどを目的に始まった取り組みです。当時の編み手は全員、自宅などに被害を受けました。

ふっくら布ぞうりの会 西村しげさん:
「後ろを振り向かないで前を向いて歩いてほしい。私たちがそうだった」
大震災を乗り越えた編み手の女性たち。今度は能登半島地震の被災地を支援しようと「チャリティ布ぞうり」を作ることになりました。材料には、企業やミュージシャンから提供された未使用のTシャツなどを活用しています。

ふっくら布ぞうりの会 工藤賀子代表:
「材料費を浮かせることができるその分を支援しようと。できるだけ長く頑張って、ある程度まとまった金額になるところまでしっかりやりたいので、まずは100足」

















