全国で開校が進む夜間中学校。
長野県教育委員会は中学に通うことができなかった人だけでなく、多様なニーズに対応した学校の設置を進める方針です。


夜間中学は、中学での学びが不十分だった人の「学び直し」や、外国籍の人が学ぶ場などとして17都道府県に44校が設置され、新年度はさらに9校が開校する予定です。

県教委は今年度、市教委や子どもの支援団体の代表などで構成する会議で設置の検討を進めていて、15日は市町村に意向などを聞いたアンケート結果を公表しました。

このうち、もっとも多かったのが、中学での学びが不十分など従来の対象者だけでなく、不登校の子どもも通えるなど柔軟な学校であれば、「設置を検討したい」との回答で8市町村ありました。

松本市教育委員会・湯本武司さん:
「学齢期の不登校生徒とかが増えていて、その子たちが学びの保証がない、夜間中学校に限らず、学びの多様化の学校の設置を検討していかなくてはいけないかな」

一方で、設置には人員確保や財源などが課題となるため、市町村からは県の支援を求める意見が多く出されました。

最終回となるこの日会議では、県内に設置する夜間中学を「多様な学びができる包括的な学校」とする方向性を確認し、場所についてはニーズが高い上田・松本周辺で検討が進む見込みです。