きょうから通常国会が始まりました。自民党の派閥の裏金事件など、「政治とカネ」の問題が最大の焦点となる見通しです。国会から官邸キャップの川西記者です。
「夏には経済が良くなったと国民に実感してもらいたい」。周囲に対し、こう意気込む岸田総理ですが、党内基盤も弱まり、野党も対決ムードを強める中で無事に夏を迎えられるのか、大事な150日間が始まります。
通常国会は6月23日までで、▼能登半島地震への対応や▼賃上げなど経済対策のほか、▼自民党の派閥の裏金事件を受けた「政治とカネ」の問題が最大の焦点となる見通しです。
中でも政治資金規正法の改正の行方が注目されていて、▼違法な会計処理があった場合に、政治家も責任を負う「連座制」の導入や▼政治資金パーティーの禁止、▼政党から国会議員に支払われる政策活動費の透明化などが論点となります。
政権幹部は「与野党ともに主張がバラバラで、協議は時間がかかるだろう」と話しています。
Q:自民党内ではここに来て派閥離脱の動きなどが相次いでいるようですが、現状どうなっているのでしょうか?
きのう小渕選対委員長が突然、所属する茂木派から退会すると表明しましたが、きょうも茂木派内が揺れています。
けさの自民党の参議院議員総会で、関口参院議員会長は、新たな参議院の執行部は全員派閥から離脱すると発表しました。この結果、関口氏のほか、石井準一新国対委員長、福岡政審会長の3人が新たに茂木派から離脱します。
これで自民党の主要な役員のうち、派閥に所属しているのは麻生副総裁と茂木幹事長のみとなりましたが、岸田総理はさきほど、この2人と個別に面会していて、その内容が注目されます。
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