日経平均株価が23日もバブル後最高値を更新する中、トヨタ自動車の時価総額が48兆7900億円あまりとなり、日本企業で史上最大となりました。バブル期の1987年のNTTを上回り、およそ37年ぶりの記録更新です。
23日の東京株式市場でトヨタ自動車は、5営業日連続で値上がりし、一時3000円以上に値上がり。結局終値は22日より9円高い2991円で上場以来の高値をつけました。
トヨタの終値ベースの時価総額は48兆7981億円となり、大和証券によりますと、バブル期の1987年5月にNTTが記録した48兆6720億円を上回り、日本企業で史上最大となりました。37年ぶりの記録更新です。
時価総額とは、企業の株価に発行済み株式数をかけた額で、企業価値に対する市場の評価を表しています。
株価を意識した経営への取り組みや、堅調な企業業績を背景に海外投資家の間では期待感が高まっている日本株。なかでも、トヨタ自動車は今年3月期の業績予想で、営業利益が4兆5000億円の見通しと、日本企業として初めて3兆円を超えるとみられていて、今後の成長期待から買い注文が集まっています。

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