イスラエル軍が侵攻を続けるパレスチナ自治区ガザでの死者が2万5000人を超えたと、ガザ保健当局が発表しました。
ガザ保健当局は、21日、パレスチナ人の死者が過去24時間で178人増え、イスラエル軍とイスラム組織ハマスとの戦闘開始以降、2万5105人が死亡したと発表しました。
ガザでの死者は連日100人以上のペースで増え、そのうち7割は女性や子どもだということです。
一方イスラエル軍は、21日、ガザ北部で「テロリスト15人を排除した」と主張。南部ハンユニスでは、ハマスが人質を拘束していた部屋だとする地下トンネルの映像を公開しました。
軍によりますと、この部屋には20人の人質が拘束され、深さ20メートルほどの地下にあるトンネルの入り口は、民家に作られていたということです。この部屋からは子どもが描いた絵も見つかったとしていて、軍は「全員の奪還に向けて引き続き努力する」などと戦闘を継続する方針を改めて示しました。

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