スペインで5日、ヨーロッパ各国の首脳が参加する国際会議が開かれ、穀物の禁輸をめぐり隣国との対立が生じるなか、ウクライナのゼレンスキー大統領は結束の必要性を訴えました。
ロシアによるウクライナ侵攻後に発足した「ヨーロッパ政治共同体」の会合がスペインのグラナダで開かれ、ゼレンスキー大統領も出席しました。
ゼレンスキー大統領は、ロシアが今後、他の国にも侵攻する可能性を強調し、「ウクライナで勝つべきだ。ヨーロッパの結束は揺るぎないものでなければならない」と訴え、さらなる軍事支援の必要性を訴えました。
ウクライナへの軍事支援をめぐっては、穀物の輸入禁止問題を発端にポーランドの首相が「もう武器は送らない」と発言したほか、スロバキアでは支援停止を訴えた政党が総選挙で勝利する事態になっています。
ゼレンスキー大統領はまた、アメリカ議会で成立したつなぎ予算にウクライナ支援が盛り込まれなかったことにも触れ、「アメリカを信じている」と支援の継続に期待を示しました。
NPT再検討会議あす閉幕 最終文書案の改訂続く