(ブルームバーグ):米リッチモンド連銀のバーキン総裁は、連邦準備制度理事会(FRB)が今後も利上げをせずにインフレ上昇を「やり過ごせる」かどうかは、企業と消費者が相次ぐ供給ショックに耐えられるかにかかっているとの見解を示した。
バーキン総裁は21日、「既に5年以上にわたってインフレ率が目標の2%を上回っている中で、これほど多くの波が押し寄せている。その累積的な影響により、インフレ期待が緩まないかを問う価値がある」と、ノースカロライナ州ローリーでの講演で述べた。
「私にとって重要なのは、企業や消費者、そしてインフレ期待がどこまで耐えられるかという点だ」と語った。発言内容は事前原稿に基づく。
総裁はまた、地政学的緊張の高まりや通商面での分断、深刻化する気象条件、政府債務の増大などを背景に、供給ショックがより頻繁に発生する新たな時代に米国が入っている可能性があると指摘。自身がその懸念を強めていることを示唆した。
米金融政策については、労働市場とインフレ双方のリスクを管理する上で、差し当たり「適切な位置にある」との認識を示した。
また、シカゴ連銀のグールズビー総裁は、足元ではインフレ再燃を最も警戒していると述べた。
シカゴのラジオ局WBEZでのインタビューで21日、「現在、かなり深刻なインフレ問題が生じつつある」と指摘。FRBの二大責務のうち、雇用面については「おおむね安定している」との認識を示し、インフレ面に特に注目していると語った。
原題:Fed’s Barkin Says Repeated Supply Shocks Test Inflation Anchor、Fed’s Goolsbee Says He’s Focused on Developing Inflation Problem(抜粋)
(最終2段落にシカゴ連銀総裁の発言内容を追加して更新します)
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