家庭で消費するモノやサービスの値動きをみる6月の全国の消費者物価指数は去年より3.3%上昇しました。上昇率は5月から0.1ポイント上がり、2か月ぶりに拡大しました。

総務省が発表した6月の全国の消費者物価指数は変動の大きい生鮮食品を除いた指数が105.0となり、去年6月より3.3%上昇しました。

大手電力が6月から電気料金を値上げした影響などで、上昇率は5月から0.1ポイント上がり、2か月ぶりに拡大しました。

原材料高や円安などの影響で食品の値上げが相次いでいて、▼鶏卵が35.7%、▼ハンバーガーが17.1%、▼炭酸飲料が17.4%上昇。そのほか、▼洗濯用洗剤が18.4%、▼携帯電話機が19.3%、▼宿泊料は5.5%上昇しました。

みずほリサーチ&テクノロジーズの試算では、今年度の家計負担は前の年度よりさらに9万円程度増える見通しです。