トラブルが相次いでいる「マイナンバーカード」。8800万枚という交付枚数に、死亡などですでに廃止されたおよそ500万枚が含まれていた問題で、松本総務大臣は今後は集計方法を見直し毎月、月末に保有枚数を発表するとしました。

松本剛明総務大臣
「保有枚数も把握してる限りは示していくべきであろうということで、毎月、月末の数値を公表していくようにしていきたい」

マイナンバーカードの交付枚数は、今年4月時点でおよそ8800万枚となっていますが、これには死亡や自主的な返納などですでに廃止された、およそ500万枚も含まれているということです。

松本総務大臣は閣議後の会見で「今後は毎月、保有枚数も公表していく」と述べ、今後は集計方法を見直し、廃止分を除いて正確な数字を月末に発表するとしました。

4月時点では、廃止分を単純に差し引くと、交付率69.8%は4%程度減る計算です。