スマホ決済のPayPayが、ことし8月から他社のクレジットカードによる決済を停止する方針を示していることについて、親会社であるソフトバンクの宮川社長は「延期も検討している」と明らかにしました。
PayPayは現在、スマホ決済を利用する際には銀行口座からのチャージ分を使うほか、あらかじめ登録したクレジットカードで支払う仕組みがあります。
このうち、クレジットカードでの支払いについて、PayPayは8月1日から「PayPayカード」や「PayPayカードゴールド」以外の他社のカードでの支払いを停止すると発表しています。
ソフトバンク 宮川潤一 社長
「他社クレジットカードの利用の停止をPayPayが発表して以来ですね、継続してほしいという声が複数寄せられております。8月以降の(利用)停止につきましては延期も選択肢に検討が始まったとPayPayから聞いております」
親会社であるソフトバンクの宮川社長は株主総会でこのように述べ、他社のクレジットカードでの支払い停止について「延期も含めて検討している」と明らかにしました。
PayPayは「延期も含めて検討中で、公表できる事実があれば速やかに公表する」としています。

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