「マイナポイント」の紐付け誤りをめぐって、松本総務大臣は全国の自治体に調査した最終結果を発表し、間違って紐付けられていた事例が172件確認されたと発表しました。

松本剛明総務大臣
「マイナンバーカード関連の一連の誤り事案につきましては、大変遺憾であり、また重く受け止めているところでございます」

マイナンバーカードの取得などで最大2万円分のポイントが付与される「マイナポイント第2弾」。

「マイナポイント」をめぐって総務省は、すべての自治体に調査した結果、最終的にマイナカードが別人の決済サービスと誤って紐づく事案が131の自治体で172件確認されたと発表しました。その結果、別人にポイントが付与されてしまった事例もあったということです。

また、デジタル庁によりますと、国からの給付金を受け取るためにマイナンバーと預貯金口座を紐付ける「公金受取口座」で誤登録の可能性が高いものが748件確認されています。