NTT東日本と西日本がきのう起こした大規模な通信障害について、松本総務大臣は法令上の「重大事故に該当する可能性が高い」としたうえで、周知広報については「ガイドラインを遵守できていない事項があった」と話しました。
松本剛明総務大臣
「国民生活および社会経済活動の重要なインフラとなっている通信サービスにおいて、大規模な通信障害が発生したことは甚だ遺憾。障害の発生から30分以内に初報がホームページへ掲載はされておりますが、掲載場所がトップページではなく、障害関係のページであったなど、一部、ガイドラインを遵守できていない事項もあった」
きのう発生した大規模障害では、関東や関西エリアなどの▼インターネット接続サービス「フレッツ光」で44万件あまり、▼電話サービス「ひかり電話」で23万件あまりに影響が及びました。
復旧までには最大3時間かかり、110番や119番などの緊急通報も使えなくなりました。
総務省は今後、両社から障害の原因などについて詳しい報告を受けたうえで、しかるべき対応をするとしています。

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