「デジタル給与払い」が来月解禁されるのにあわせ、スマホ決済サービス最大手のPayPayがデジタル給与事業に参入する方針を固めました。

給与の支払いはこれまで、現金や銀行口座への振り込みに限られていましたが、来月からはスマホ決済アプリに支払う「デジタル給与払い」も可能になります。

決済事業者がデジタル給与事業に参入するには厚労省の認可が必要で、来月から申請の受付が始まります。

これにあわせ、スマホ決済サービス最大手のPayPayは、できるだけ早期に厚労省に申請を行い、デジタル給与事業への参入を目指すということです。

日本のキャッシュレス決済の普及率は30%程度と、各国と比べて低い水準ですが、最大手のPayPay参入でデジタル給与払いがどこまで定着するか注目されます。