金融不安がいったん後退。日経平均株価は500円を超える大幅な値上がりとなりました。

きょうの東京株式市場で、日経平均株価は月曜日の終値より520円高い、2万7466円61銭で取引を終えました。

21日にアメリカのイエレン財務長官が銀行破綻が連鎖するおそれがある場合、預金は全額保護する用意があると発言し、ひとまず警戒感が和らいだ形です。

一方で、スイスの金融大手にまで波及した金融システム不安は引き続きくすぶっています。

あす未明にはアメリカの政策金利の発表を控えていて、FRBが景気に配慮して金利を据え置くのか、インフレ退治のために利上げを続けるかが焦点となっています。