先月の「ビール」の販売数量は、去年10月の値上げ以来、4か月ぶりにプラスに転じました。
ビール大手が発表した1月の主力商品の販売数量は、去年と比べて▼キリンの「一番搾り」が12%、▼サッポロの「黒ラベル」が25%、▼サントリーの「ザ・プレミアム・モルツ」が15%、▼アサヒの「スーパードライ」が17%と、それぞれ増加しました。
外食需要が回復したことで飲食店向けの業務用ビールの販売が伸びたことが要因で、市場では1月の「ビール」全体の販売数量は9%の増加と推定されています。
「ビール」の販売数量がプラスに転じるのは、各社が値上げをした去年10月以来、4か月ぶりです。
ただ、物価高を背景にした消費者の節約志向が続いていることなどから、家庭向けの缶ビールなどは販売が伸び悩んでいて、「発泡酒」や「第3のビール」を含むビール類全体の市場は、前年並みにとどまっていると推定されています。

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