自衛隊が運営する新型コロナウイルスのワクチンの大規模接種会場について、来月から予約の枠を大幅に減らす方針であることが分かりました。

防衛省関係者によりますと、東京と大阪に設置されている大規模接種会場について、来月1日から順次予約の枠を減らし、現在の日曜に加えて水曜も休みとする方針だということです。

政府が新型コロナの感染症法上の位置づけを、5月8日から「5類」に引き下げる方針を決定したことを踏まえたとみられます。

また、最近の予約数の減少も背景にあり、防衛省によりますと、今月1日には東京会場で1日1000人の予約枠に対し、およそ90人の接種にとどまっています。

防衛省は、あすにも会場の体制の縮小を正式に決定する予定です。