証券会社大手の野村証券が、国内の社員を対象に例年以上の賃上げを行うことが分かりました。
野村証券によりますと、昇格などにより、例年は▼全体を平均するとおよそ3%、▼特に20代から30代の非管理職の平均では6.2%程度の賃上げを行っていて、来年度はこれらの水準を上回る賃上げを行います。ただ、具体的な上げ幅は未定としていて、一律の賃上げではなく、あくまで評価に基づいて行うとしています。
賃上げの背景について野村証券は、「来年度はインフレや人材獲得競争が激化することを鑑みて例年を上回る賃上げを行う」と説明していて、野村証券以外のグループ会社も賃上げを検討しているということです。

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