体調不良を理由に議員辞職願を提出した岸前防衛大臣が先ほど、「任期を残し職を辞する形となり、お詫び申し上げます」とするコメントを発表しました。

岸信夫前防衛大臣はきょう午後2時頃、衆議院の細田議長の公邸を訪れ、体調不良を理由に辞職願を提出しました。

その後、事務所を通じてコメントを発表し、「昨今、病状が悪化したことに伴い、地域の代弁者たる国会議員の職務をまっとうすることが難しくなりました」と綴りました。

その上で岸氏は、「初当選以来、日本国の為、山口県の為に働いてまいりましたが、任期を残し職を辞する形となりましたことを国民の皆様にお詫び申し上げます」と続け、支援者への感謝の言葉で結んでいます。

岸氏の辞職が認められると、衆院山口2区で4月23日に補欠選挙が行われる見通しで、山口県では安倍元総理の死去を受けた衆院4区と同時に、ダブル選挙となる予定です。