EV=電気自動車へのシフトが加速する中、日産自動車はEVのスポーツカーのコンセプトを公開しました。実現のカギは次世代の電池です。

記者
「こちら日産が発表したEVのコンセプトカーなのですが、特徴は重心の低さです」

日産自動車が公開したのは、EVスポーツカーのコンセプト「Max‐Out」です。

スポーツカーは重心を低くし、加速性能を高める必要がありますが、現在のEVに搭載されているリチウムイオン電池は厚みがあり、重心がガソリン車に比べて高くなってしまうことが課題でした。日産はリチウムイオン電池よりも薄く、エネルギー密度の高い、全固体電池の開発を2028年度の実用化を目指し進めていて、将来的なスポーツカーへの導入も検討しています。