郵便・物流事業における「DX」=デジタル・トランスフォーメーションを加速させるため、日本郵便は「無人搬送車」など最新設備を導入した仕分け施設を報道陣に公開しました。

今月13日にサービスを開始する日本郵便の仕分け施設は広さが4万3000平方メートルあり、市川市など千葉県の北西部一帯を受け持つ予定です。一日におよそ230万通の郵便物とおよそ8万個の荷物などを仕分けします。

日本郵便として初めて「無人搬送車」を導入し、作業場の中を荷物が人の手を介さずに移動します。「無人搬送車」は重さ1トンまで運ぶことが可能で、人手不足の解消につなげたいとしています。

このほか、専用のスマートフォンアプリでトラックの位置情報や荷物の情報をリアルタイムで把握できるようになるということで、日本郵便は「顧客のニーズにマッチした高品質な郵便物流サービスを提供していきたい」としています。