自民党の萩生田政調会長が防衛費増額のための財源について、夏前までに党内議論の方向性を示すとの考えを明らかにしました。

萩生田氏は31日、インターネット番組に出演し、自身がトップを務める防衛費増額のための財源を議論する自民党の特命委員会について、国債の償還期限や国有財産の処分などを検討した上で「夏前ぐらいまでには一定の方向を示したい」と明らかにしました。

また、安倍元総理が会長を務めた党内最大派閥「安倍派」の新体制について、安倍氏の「一周忌ぐらいまでをめどにしかるべきリーダーを立てて、みんなで支えていく体制でやっていきたい」と言及し、「私で役に立つことがあると言ってくれるんだったらどういう立場でもがんばるつもりでいます」と述べました。