都市ガス大手の東京ガスは、去年4月から今年3月までの連結決算について、前の同じ時期と比べて▼純利益がおよそ2.5倍の2360億円、▼営業利益はおよそ2.6倍の3310億円となる見通しを発表しました。いずれも2015年度以来の過去最高益です。

原料のLNG=液化天然ガスの高騰で、都市ガスの売り上げが伸びた一方、長期契約による調達でコストを抑えたとしています。

さらに、オーストラリアを含めた海外でのLNG事業が好調だったことも要因だということです。

一方、原料の高騰を受け、▼売上高もおよそ57%増え3兆3770億円と、2014年度以来の過去最高となる見通しも明らかにしました。