(ブルームバーグ):イーロン・マスク氏率いるスペースXが、フロリダ州で天然ガスパイプラインの建設を計画していることが明らかになった。ケープカナベラルから打ち上げる大型宇宙船スターシップのロケット燃料を供給するためだ。
フロリダ州公益事業委員会への提出資料で明らかになった。パイプラインはスペースXの施設に天然ガスを供給し、同社の増大する天然ガス需要に対応する。スペースXは天然ガスを液化し、ロケット燃料として使用している。
9月24日付の申請書で、スペースXの子会社コースタル・コネクト・サービシズは、ケープカナベラルがあるフロリダ州ブレバード郡に全長約52キロメートルのパイプラインを建設する計画を申請した。エナジー・トランスファーが運営するパイプラインに接続する計画だ。
スペースXはコメント要請に直ちに応じなかった。エナジー・トランスファーもコメント要請に応じなかった。
同社は現在、フロリダ州などの小規模な液化天然ガス(LNG)施設から、LNGをトラックで搬入している。天然ガスを輸送するパイプラインを建設すれば、需要の増加見通しに対応して燃料を安定的に供給できるようになる。ただ、ロケット燃料として使用するには天然ガスを液化する必要があり、そのためのLNG設備も必要になる。
スペースXは、テキサス州やフロリダ州などで天然ガスのトレーダーの採用も始めている。また、テキサス州南部でもロケット発射場向けのパイプライン建設を申請している。
原題:SpaceX Proposes Gas Pipeline to Supply Cape Canaveral Rockets(抜粋)
--取材協力:Loren Grush、Dana Hull.もっと読むにはこちら bloomberg.com/jp
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