ロシアが占拠するウクライナ南部のザポリージャ原発で、ロシア側はウクライナによるドローン攻撃があり放射性廃棄物の処理施設が損傷したと発表しました。

この発表は、ロシア国営の原子力企業「ロスアトム」が5日に行ったものです。

ロスアトムによりますと、ザポリージャ原発で4日夜から5日未明にかけてウクライナ軍によるドローン攻撃があり、研究棟と放射性廃棄物の処理施設の屋根が損傷したということです。この攻撃で負傷者は出ておらず、「原子力安全上の脅威もない」としています。

研究棟は、原子炉棟からわずか200メートルのところに位置していて、ロスアトムは「放射性廃棄物の処理施設への攻撃は、放射性物質の安全な取り扱いを妨げるおそれがある」と主張しています。

4日にはザポリージャ州で、原発用の物資を運んでいた車がウクライナ軍の無人機攻撃を受け、運転手が死亡しています。