大和証券は5日、外部委託先のスカラコミュニケーションズ(東京都渋谷区)のサーバーに不正アクセスがあり、約22万件の顧客情報が漏えいした可能性があると発表した。

不正アクセスは、2日午後8時33分ごろから3日午前8時1分ごろまでの間に発生した。漏えいの可能性があるのは、顧客約11万人分の氏名やメールアドレス、口座番号など。個人を特定できない情報を含めると、漏えいした可能性があるのは計約22万件という。

漏えいした可能性のある情報だけでは、オンライントレードなどを通じた顧客の証券口座へのアクセスや各種取引はできない。スカラコミュニケーションズは緊急のセキュリティー強化策を実施済みで、現時点で追加的な不正アクセスや情報漏えいは確認されていないという。

発表を受けて大和証券の親会社である大和証券グループ本社の株価は一時、前週末比1.5%安の1725.5円まで下落した。

大和証券グループ本社の広報担当者は、本事案を重く受け止め、顧客情報の適切な保護と二次被害の防止を最優先に対応するなどとコメントした。

金融機関への不正アクセスによる情報漏えいを巡っては、第一ライフグループと傘下の第一生命保険が2日、従業員や退職者の計約12万人の氏名や住所、電話番号といった個人情報が外部に流出した可能性があると発表している。

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