米連邦準備制度理事会(FRB)のウォラー理事は、AIの登場以降、セントルイス連銀が運営するオンライン経済データポータル「FRED」の利用が急増していると述べた。

ウォラー氏は同連銀でのイベントで、「現時点で利用は年間150%のペースで増えており、伸びの大半はAIやボットによるものだ。既にFREDへのアクセスの約半分はデータを取得するAIエージェントによるもので、残り半分は実際の人間によるものだ」と話した。

AIエージェントがデータの出所を元の公表機関やFREDとして正しく示しているかどうか把握することが、FRED運営担当者の課題の一つになっているとウォラー氏は説明。「出所を誤って示すケースが時折あるものの、AIエージェントは総じて、図表の内容を非常に正確に説明し、複雑な用語や概念を分かりやすく解説している」と続けた。

FRBが公表する特定のデータを求める利用者は、近くFREDとそのツールに誘導されるようになるという。

その上で「FREDのスタッフは、FREDを利用するAIエージェントが経済データをより効果的かつ正確に理解し、活用できるようにするための機能を開発している。また、FREDのデータとのリンクを容易にするため、セントルイス連銀の他のデータベースやアーカイブとも連携している」と語った。

原題:Fed’s Waller Says Usage of FRED Data Portal Is Surging(抜粋)

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