(ブルームバーグ):米ベインキャピタルは、米複合企業コークが傘下に置くデータセンター会社の買収に向けた入札に参加している。落札すれば、米国のAIインフラ投資ブームをこれまで静観してきたベインにとって、この分野で最も大きな動きとなる。
事情に詳しい関係者によると、ベインは、データセンターの開発・建設・運営を手がけるエッジドの買収に向け協議を行った。コーク・リアル・エステート・インベストメンツがエッジドの買収案を募っており、エッジドの企業評価額が150億ドル(約2兆3500億円)を超える可能性があると、ブルームバーグが先に報じていた。
買収が実現すれば、ベインにとって米データセンター分野で初の大規模なプライベートエクイティー(未公開株、PE)投資となり、このセクターの過熱懸念が強まる中で、ベインの方針転換を示すことになる。
ベインのマネジングパートナー、デービッド・グロス氏は昨年11月のインタビューで、AIを支えるインフラに大量の資金が流れ込み、「巨大な軍拡競争」を引き起こしていることに警戒感を示していた。
コークはゴールドマン・サックス・グループおよびニューマーク・グループと協力し、エッジドの買収案を募っている。非公開情報であることを理由に匿名を求めた関係者の1人によれば、取引はまだ最終合意に至っておらず、協議が決裂する可能性もある。
コークとベイン、ゴールドマンの担当者はいずれもコメントを控えた。ニューマークはコメントを求めるメッセージに返答しなかった。
原題:Bain Said to Weigh $15 Billion Deal in Data Center U-Turn (1)(抜粋)
--取材協力:Peter Eichenbaum.
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