電気自動車(EV)メーカーの米テスラは、AIとロボティクスへの投資を拡大する中、300億ドル(約4兆7200億円)の新たな融資・信用枠を確保した。

同社によると、3件の契約を締結した。内訳は、将来借り入れ可能な200億ドルのタームローン、期間5年の80億ドルの信用枠、期間1年の20億ドルの信用枠。同社の届け出によると、現時点ではいずれも今年中に利用する予定はないという。

今回の融資・信用枠は、2028年1月に期限を迎える予定だった従来の50億ドルの信用枠に代わるもの。借り入れ実行時期を遅らせることができる新たなタームローンではシティグループが、信用枠ではウェルズ・ファーゴが幹事会社を務める。

テスラは設備投資を大幅に増やしている。イーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は、EVメーカーから人型ロボットとAI分野をリードする企業への転換を推し進めている。同社は今年、工場の操業拡大や自動運転車「サイバーキャブ」のロボタクシー車両拡充に250億ドル超を投じる計画で、将来はさらに支出を増やす方針だ。

マスク氏は7月の決算説明会で「無駄にならない範囲で、できる限り速いペースで設備投資を進めるべきだ」と述べた。

原題:Tesla Lines Up $30 Billion to Borrow With Spending on the Rise(抜粋)

--取材協力:Ryan Beene.

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