(ブルームバーグ):日本では構造変化が進み、世界のプライベートエクイティー(PE、未公開株)投資会社にとって、より投資しやすく魅力的な市場になっている。PE投資会社ウォーバーグ・ピンカスのジェフリー・パールマン最高経営責任者(CEO)がこうした見方を示した。
パールマン氏は28日のブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、「今ではPEを一時的な敵ではなく、味方とみるようになっている」と指摘。「ここでわれわれの価値創出の手法を生かし、企業の成長を支援できる」とし、「極めて現実的で魅力的な投資機会だとみている」と語った。
また、大型案件では競争が激しくなっているようにみえる一方、ウォーバーグは競争が比較的緩やかなミドルマーケットを狙っているとパールマン氏は述べた。
ウォーバーグは今年、学生向け賃貸住宅のジェイ・エス・ビー(JSB)に対し約1900億円の株式公開買い付け(TOB)を開始した。実現すれば、同社にとって日本初の非公開化案件となる。
日本には上場企業が数千社あり、その多くは複合企業で、本業以外の事業について合理化や分離・独立の余地があることから、PE投資会社にとって買収候補が豊富な市場となっている。
パールマン氏は「特にミドルマーケットでは、バリュエーションは依然として魅力的だ」とし、「(企業が事業の一部を切り出して売却する)カーブアウトの機会にも注目している」と語った。
このほか、インドの企業も引き続き魅力的で、同社は今後も同国への資本投入を増やしていく方針だと述べた。
原題:Japan Is ‘Very Real and Attractive Opportunity,’ Perlman Says(抜粋)
--取材協力:Naman Tandon.
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