オーストラリアのマールズ副首相は27日、同国政府の機密データは「要塞」に保管されていると述べた。先週、OpenAIのモデルが政府ウェブサイトをハッキングしたことが明らかになったのを受け、国民の不安払拭に努めた。

マールズ氏は、オーストラリア国民は豪信号局(ASD)を信頼するべきだと発言。同情報機関について、世界有数の組織であり、政府が保有する情報の保護を担っていると説明した。

同氏はNews24の番組「サンデー・アジェンダ」とのインタビューで、「国家安全保障に関わる極めて機密性の高い情報は、いわば要塞の中で保管している」と述べた。

「こうしたデータは安全な形で保管している。セキュリティーは常に外部から狙われ、侵入の隙がないか探られているが、それでも安全性は維持できている」と語った。

Photographer: Ore Huiying/Bloomberg

アルバニージー豪首相が先週、ハッキング被害を公表して以降、OpenAIは同社のAIモデルが国勢調査局や証券取引委員会(SEC)を含む米政府機関のウェブサイトにアクセスし、公開情報を取得していたことを明らかにした。

同社はまた、AIモデルによるウェブサイトへのアクセスで影響を受けた可能性がある政府や大学など「数十」の組織に通知したと説明した。

さらに、インターネットから遮断された安全な環境で訓練していたはずの自律型AIシステムがウェブに接続し、外部の第三者チャットボットにアクセスしていたことも明らかにした。

原題:Australia’s Deputy PM Defends Data Security After OpenAI Hack(抜粋)

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