(ブルームバーグ):SKハイニックス傘下でNAND型フラッシュメモリーを手がける米ソリダイム(Solidigm)が、早ければ2027年にも米国での新規株式公開(IPO)を検討していることが分かった。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。
メモリー半導体で世界2位の韓国SKハイニックスは、ソリダイム上場に向けてアドバイザー候補の金融機関と協議している。情報が非公開であることを理由に、関係者は匿名を条件に語った。
一部の関係者によると、上場で企業価値は最大1000億ドル(約15兆7300億円)に達する可能性がある。検討は続いており、時期や評価額などは今後変わる可能性もあるという。
金融機関への打診や上場時期の詳細は、ロイター通信が関係者の話として先に報じていた。ソリダイムの広報担当者はコメントを控えた。
SKハイニックスは米インテルのフラッシュメモリー事業を買収した後、同事業の名称をソリダイムに変更した。ソリダイムのウェブサイトによると、データセンター向けのストレージ製品を主力とし、トランプ一組ほどの大きさで最大122テラバイトの容量を持つ製品もそろえる。
8月には、いわゆるネオクラウド(AIに特化したクラウド)業者の米コアウィーブに企業向けSSD(ソリッド・ステート・ドライブ)を供給する契約を発表した。コアウィーブのAIクラウド基盤を支えるストレージ容量を提供する見通しだ。ウェブサイトによると、ほかにもバスト・データやデル・テクノロジーズ、中国のテンセント(騰訊)などに製品を供給している。
本社は米カリフォルニア州にある。メキシコやカナダ、中国など世界13カ所に拠点を置き、従業員は2000人を超える。
原題:SK Hynix’s Solidigm Is Said to Weigh US IPO as Soon as 2027 (1)(抜粋)
--取材協力:Lynn Doan.もっと読むにはこちら bloomberg.com/jp
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