米S&P500種株価指数は24日午後、上昇に転じた。ホルムズ海峡再開に向けた合意への期待が広がった。米国債利回りもこれを背景に、上げ幅を縮小した。

米国とイランの交渉担当者が戦争終結に向けた段階的な道筋を模索していると、ロイター通信が協議に近い関係者の話として報じた。イランがホルムズ海峡を再開し、米国が対イラン経済封鎖を解除する案が含まれるとしている。

報道を受けて外交的解決に向けた楽観が強まったが、不透明感は残っている。米国とイランはこれまでも合意に近づいたようにみえたことがあったが、その後、協議は決裂した。

原油相場はこの報道後に上げを縮小したが、北海ブレントはニューヨーク時間午後1時25分現在、なお1バレル=106ドル台で推移している。

エドワード・ジョーンズのアンジェロ・クルカファス氏は「地政学的緊張が和らぎ、エネルギー価格への上昇圧力が緩和すれば、債券市場の安定化に大きく寄与する可能性がある」と指摘。

その上で、「それまでは米連邦準備制度理事会(FRB)による追加引き締め観測が強い状態が続くため、利回りへの上昇圧力も続く公算が大きいとみている」と述べた。

原題:S&P 500 Erases Its Decline on Hormuz Deal Hopes: Markets Wrap(抜粋)

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