今年8月の東京都の中古マンションの平均価格は、28か月ぶりに下落し、1億1274万円となりました。高騰が続いていた都心部を中心に、価格を調整する動きが広がっています。
民間の調査会社「東京カンテイ」によりますと、今年8月の東京都の中古マンションの平均価格は前の月より0.2%下がり、70平方メートルあたり1億1274万円となりました。
28か月ぶりの下落です。
特に値上がりが目立っていた都心6区では、前の月より0.7%下がり、1億8068万円と4か月連続の下落となりました。
また、東京23区は、前の月より0.4%下がり、1億2677万円と3か月連続の下落です。
都心部を中心に価格が高止まりし買い手のつかない物件が増え、価格を引き下げる動きが進んでいます。
ただ、前の年の同じ月と比べると、依然、東京都で+24.1%、都心6区で+6.1%、23区で18.2%と大幅に高い水準にあります。
一方、埼玉県や神奈川県など周辺エリアが堅調だったため、首都圏全体では25か月連続で上昇し、7606万円となり、過去最高値を更新しています。
調査会社は、「都心部の過熱感のあった市況は調整局面にあるものの、実需層を中心に、中古マンションへのニーズは高く、底堅いトレンドは続く」と分析しています。
連休中に円安進行 一時1ドル=158円台前半まで値下がり「レートチェック」実施も帳消し 長期金利は30年ぶり水準を更新