アメリカ・ニューヨークを訪問中の高市総理は国連総会で就任後初めてとなる一般討論演説をおこない、中東の湾岸諸国への支援を通じて世界的なエネルギーの安定供給に貢献する考えを表明しました。

高市総理
「現在、日本は中東の湾岸諸国の経済・エネルギー強靱化に向けて、包括的な協力計画をまとめています」

高市総理は日本時間のきょう午前就任後初めて、国連総会での一般討論演説に臨みました。

演説では、中東情勢を踏まえエネルギーの安定供給に向けて湾岸諸国を支援する包括的な協力計画を取りまとめていく考えをあきらかにしました。

各地で頻発する深刻な自然災害についても言及し「日本の防災の知見や技術を共有し、世界の防災対策に貢献する」と述べました。また、「法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序の維持・発展に貢献する」とした上で、トランプ政権から制裁対象にされたICC=国際刑事裁判所についても「一貫して支持する」との立ち場を改めて表明しました。

また、これに先立ち高市総理は国連本部でトランプ大統領とおよそ35分間会談しました。

トランプ大統領
「彼女は私の友人で、素晴らしい首相になる。歴史に名を残す、偉大な首相の一人となるはず」

高市総理
「今日私達がドナルドと私が国連本部でこうやって首脳会談をするということは世界に向けて日米同盟の強さを示すことになると考えています」

同席した尾崎官房副長官によりますと、会談ではICCについて日本側から切り出し、法の支配が重要との立場から率直に意見を交わしたということです。

また焦点の中国をめぐる対応については、米中首脳会談を念頭に、諸課題について意見交換をおこない引き続き日米で緊密に連携していくということで一致しました。