(ブルームバーグ):英銀HSBCが開発した新たな機械学習モデル「DUSTIN(Directional US Treasury Indicator)」は、米国債利回りが今後1カ月に低下するとの見方を示している。
トーマス・デブリン氏ら同行のアナリストは、「米国債イールドカーブの短期ゾーンにある3カ月物と2年物で最近売りが進んだことに加え、経済活動を巡る予想外の動きが、今後1カ月の金利低下に対するDUSTINの確信度を高める要因となっている」と20日に公表したリポートで記した。
DUSTINは、米10年債利回りが1カ月後に上昇している確率を予測するモデルで、現在はその確率を28%と見込んでいる。
HSBCによると、このモデルは変化の速いシグナルをより明確に読み取れるよう設計されている。インフレリスクや金融政策を巡る期待の変化、米金融政策当局の信認を巡る問題などが判断材料に含まれる。
アナリストらによれば、過去データを用いた検証でも、このモデルのシグナルはその後の10年債利回りの動きと「明確な関係」を示した。さらに重要なのは、シグナルが1カ月という予測期間を超えて持続する場合があるという。
アナリストらは「DUSTINのシグナルに従った投資戦略を過去のデータで検証したところ、年率リターンは6.7%となり、米10年債を単純に保有した場合の2.3%を上回った」と記した。
原題:HSBC’s New AI Model Points to Lower US Yields One Month From Now
(抜粋)
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