8月の米鉱工業生産指数の統計では、製造業の生産が予想外に落ち込んだ。製造業の投入コストが上昇する中、企業向け設備の生産が鈍化した。

公益事業の生産は1.8%上昇。鉱業は小幅に伸びた。

8月の製造業生産の鈍化は、今年続いてきた製造業の回復が一服したことを示している。これまでの回復は主に堅調な設備投資と底堅い個人消費に支えられてきた。しかし、生産者は原油などの原材料コスト上昇に加え、中東とウクライナでの戦争に伴うサプライチェーンの混乱に直面している。

企業設備の生産は0.5%減少。国防・宇宙関連設備は前月までの好調から一転して1.2%下げた。建設資材や電子機器の生産も落ち込んだ。

ただ、企業設備と国防・宇宙関連設備の生産は、前年同月と比べるとなお大幅に高い水準にある。

業種別では、コンピューター・電子機器、家具、一次金属の生産が前月比で減少。一方、機械、衣料品、繊維製品は増加した。

自動車生産は前月比1.2%減。自動車を除く製造業生産は0.2%減少した。

製造業の設備稼働率は75.7%と、5カ月ぶりの水準に低下した。鉱工業全体の設備稼働率は76.3%で前月から横ばいだった。

統計の詳細は表をご覧ください。

原題:US Factory Output Unexpectedly Fell For First Time This Year (1)(抜粋)

(第2段落以降を追加し、更新します)

--取材協力:Jeffrey Sparshott.

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