ニューヨーク時間18日の米国債相場は下落。米連邦準備制度理事会(FRB)による追加利上げ観測の台頭で、短期債利回りの上昇を見込む取引にトレーダーの関心が集まった。

2-5年債が売られ、利回りは少なくとも7ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇。一方で中・長期債の利回り上昇幅は小さかった。2年債利回りは4.74%に上昇し、2024年7月以来の高水準となり、16日の高水準をわずかに上回った。当日は連邦公開市場委員会(FOMC)が利上げを決定し、ウォーシュFRB議長の発言などから年内あと1回の追加利上げが見込まれるようになった。

バンク・オブ・アメリカ(BofA)の金利ストラテジストは18日、金利スワップで2年物固定金利を支払うことにより、米短期金利のさらなる上昇を見込む取引を顧客に推奨した。同金利には約0.5ポイント上昇して5.25%に達する余地があると記した。

2年債と5年債の利回り上昇は、これらの国債価格がさらに値下がりするとの見通しから、ショートポジションを建てることへの強い関心があることも反映している。直近に発行された短期債銘柄をショートポジション構築のために借り入れる需要は非常に強い。

ミシュラー・ファイナンシャル・グループの金利セールス・トレーディング担当マネジングディレクター、トニー・ファレン氏は「FRBが引き締めサイクルに入り、今回1回だけで終わる可能性はほぼゼロであるため、投資家はショートにしたがっている」と述べた。

BofAは顧客に対し、2年物金利を4.73%で支払い、5.25%への上昇を目標とする取引を推奨した。また、2年債利回りが30年債利回りとの比較で上昇し、両者の差がさらに縮小することを見込むポジションも推奨した。この差は今週60bp未満に縮小し、過去1年余りで最小となった。

マーク・カバナ氏らBofAのストラテジストは「政策が引き締め的になったことがもっとはっきりと示されるまで、短期ゾーンの金利は上昇を続け、イールドカーブはフラット化すると予想している」とリポートで述べた。

原題Treasuries Fall as Fed Rate-Hike Outlook Dents Sentiment:(抜粋)

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