(ブルームバーグ):米カンザスシティー連銀のシュミッド総裁は今週の利上げを支持すると述べ、原油高だけが要因ではない高インフレを抑えるために必要な措置だったとの認識を示した。
エネルギーを除くインフレ率も「高止まりしている」と指摘。「幅広い財・サービス」でも、FRBの物価安定の責務と整合しないペースで価格が上昇していると語った。
シュミッド総裁は18日、コロラド州ベイルでのイベントに向けて準備した講演原稿で、「FRBにはインフレ抑制に向けてまだやるべきことがあり、今週の措置はその方向への一歩だった」と指摘。「原油高はインフレ率を押し上げる重要な要因となっているが、インフレの問題がエネルギーだけではないことを認識する必要がある」と話した。
労働市場については、均衡しているようだとし、経済成長は堅調だとの認識を示した。
連邦公開市場委員会(FOMC)は15-16日の会合で、フェデラルファンド(FF)金利の誘導目標レンジを0.25ポイント引き上げ、3.75-4%とすることを全会一致で決定した。借り入れコストの引き下げを求めるトランプ大統領の圧力に逆らう形となった。政策当局者が公表した予測中央値では、年内に少なくともあと1回の利上げを見込んでいる。
ウォーシュ米連邦準備制度理事会(FRB)議長は16日、今回の利上げによって「金融・信用環境をわれわれの最終的な目標により整合させるため、緩和の度合いを幾分縮小した」と述べ、2%のインフレ目標達成に当局が真剣に取り組んでいる姿勢を示した。
シュミッド総裁はこれまでに、政策当局者が9対3で政策金利の据え置きを決めた7月の会合でも、自身が議決権を有していたら利上げを支持していただろうと述べている。
原題:Fed’s Schmid Backed Rate Hike, Says Inflation Goes Beyond Energy(抜粋)
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