日本銀行は先ほどまで開いていた金融政策決定会合で追加の利上げを決め、政策金利を1.25%に引き上げると発表しました。
日銀はきょうまで開いた金融政策決定会合で、これまで1.0%としていた政策金利を1.25%まで引き上げることを賛成多数で決めました。1995年以来、およそ31年ぶりの高い水準となります。
しかし全員一致での決定とはならず、▼浅田委員は「経済の状況は必ずしも強いとは言えない」などとして、▼佐藤委員は「経済・物価情勢がこれまでと比べて大きく加速している状態にはない」などとして、それぞれ利上げに反対しました。
日銀が利上げに踏み切るのは今年6月以来3か月ぶりで、植田総裁のもとでは最も短い間隔で追加利上げを決めました。
原油価格の高騰や円安、AI関連需要の高まりなどを背景に物価が想定以上に上がることへの警戒が高まっていて、こうしたリスクを踏まえてペースを速めて対応した形です。
ただ、1.25%への利上げは市場でほぼ確実視されていたことや2人の委員が利上げに反対したことなどから、利上げの発表後は円売りの動きが加速。発表前に1ドル=156円台前半だった円相場は、結果発表を受けて1ドル=157円台まで円安が進みました。
日銀が物価上昇要因の一つと警戒する円安はむしろ進んだ形です。
午後、植田総裁は記者会見を開き、利上げの理由などを詳しく説明する予定ですが、市場では今後の更なる利上げについて総裁がどこまで言及するかが注目されています。
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