(ブルームバーグ):原子力発電所向けに原子炉技術を提供するウェスチングハウス・エレクトリックは、米国での新規株式公開(IPO)で500億ドル(約7兆8000億円)超の企業価値評価を目指している。事情に詳しい関係者が明らかにした。
ブルックフィールド・リニューアブル・パートナーズとカメコが共同保有するウェスチングハウスは、早ければ10月にも正式な上場申請を行うことを目指している。IPOの詳細は今後変更される可能性があるという。
関係者によると、シティグループとゴールドマン・サックス・グループがウェスチングハウスのIPOを主導している。同社は7月、上場に向けて非公開で申請書類を提出したと明らかにしていた。
ウェスチングハウス、ブルックフィールド、カメコ、シティグループ、ゴールドマン・サックスの担当者はいずれもコメントを控えた。
ウェスチングハウスの歴史は1800年代にさかのぼる。現在は21カ国で1万2500人を超える従業員を抱える。トランプ政権が米原子力産業の強化を図る中、米陸軍は8月、発電所の建設や運営を担う企業としてウェスチングハウスなど5社を選定したと発表した。
カメコが決算発表資料で明らかにしたところによると、ウェスチングハウスの原子力発電技術は、世界の原子炉417基の57%で採用されている。同社の最新世代の原子炉については、最大91件の案件候補を抱えている。
原題:Westinghouse Targeting Over $50 Billion Valuation in US IPO (1)(抜粋)
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