(ブルームバーグ):英フィンテック企業レボリュートは、政府の正規メールドメインを使った第三者による詐欺で、一部顧客の機微情報が流出したと明らかにした。影響を受けたのは「限られた人数」としている。
同社は詐欺を検知した後、該当するメールアドレスを遮断したほか、「関係する政府機関」や法執行機関、データ保護当局、金融規制当局に通報したと述べた。情報流出については、米ハイテク情報サイトのテッククランチが12日に先に報じていた。
レボリュートの広報担当者は同日の電子メールで「レボリュートのシステムや顧客資金に影響はない」と説明。「影響を受けた限られた人数の顧客には直接連絡し、状況を伝えるとともに支援を提供している」とした。
ロンドンを拠点とする同社の顧客数は世界で8000万人を超え、1億人への拡大を目指している。中でも米国を重要な成長市場と位置付け、3月に同国の銀行免許を申請。9月上旬には国法銀行として営業するための条件付き承認を得た。
レボリュートは7月の株式売り出しで企業価値が1150億ドル(約17兆7900億円)と評価された。今後3-5年で米国に5億ドルを投じる方針を示しており、ニューヨーク市民に地下鉄の無料乗車を提供するなど、マーケティング活動も強化している。
2月には、欧州域外では初となる本格的な銀行事業をメキシコで開始した。
原題:Revolut Says Some Customer Data Were Exposed in Email-Based Scam(抜粋)
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