(ブルームバーグ):欧州中央銀行(ECB)政策委員会メンバー、マクルーフ・アイルランド中銀総裁は、インフレ率が「望ましくない方向に動き始めた」場合、ECBは追加利上げに備える必要があるとの考えを示した。英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)とのインタビューで語った。
マクルーフ氏は、ユーロ圏の経済成長が夏前の予想を「やや上回った」一方、インフレ率が3%を超えていることについて「不安」を感じているとFTに語った。
ECBが来週下す政策判断については「誰にとっても驚きにはならない」と述べた。ECBが2026年のユーロ圏経済成長率見通しを「若干」引き上げるとも予想した。国内総生産(GDP)の伸びが予想を上回ったことなどを挙げ、来週の判断は「非常に明快だ」とした。
マクルーフ氏によると、ECBの中銀預金金利は2.5%でも、経済活動を抑制する水準にはならない。景気抑制的な水準になるのは2.75%を上回ってからだとの見方を示した。
インフレ期待については「良好な状態にある」と述べた。賃金面でインフレの「二次的波及」を示す証拠はないとし、「リスクは制御されている」との認識を示した。
原題:Makhlouf Says ECB Must Be Prepared to Lift Interest Rates: FT(抜粋)
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