欧州中央銀行(ECB)のシュナーベル理事は、中東での紛争長期化と予想外に底堅いユーロ圏経済がインフレの上振れリスクとなっており、金利をさらに引き上げる必要があると述べた。

シュナーベル氏は、エネルギーコストの高止まりにより、消費者物価の上昇率が「長期間」にわたり2%を上回る公算が大きいと指摘。こうした影響が賃金に波及してから対応するのでは、金融当局は「後手に回る」と警告した。

シュナーベル氏は25日、ブルームバーグに対し「現在の政策金利では、インフレ率が中期的に目標へ戻る可能性は低く、さらなる金融引き締めが必要になる」と発言。「特に総需要が底堅い現在の環境では、二次的影響の発生を早期に防ぐことが極めて重要だ。対応が遅れれば、一層大幅な引き締めが必要になりかねない」と話した。

原題:ECB’s Schnabel Says Rates Must Rise More on Resilient Economy(抜粋)

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