(ブルームバーグ):21日午前の米株式相場は反発。債券市場が安定する中で買いが優勢になった。リスク選好回復を背景に、暗号資産(仮想通貨)の上昇も続いた。
S&P500種株価指数は週間の下げ幅を縮小。ナスダック100指数は5営業日続落の後、方向感を欠く展開となっている。ビットコインは7万7000ドル近辺で推移し、週間では3年余りで最大の上昇率となる勢いだ。
今週、大きく変動した米国債相場は小幅安。イラン大統領が米国との戦争終結を呼びかけたことを受け、ニューヨーク原油相場は下落した。
外国為替市場では、ドル指数が小幅安。ニューヨーク時間の早朝には3カ月ぶり低水準を付けたが、次第に下げ渋っている。対ドルでの円は早朝にドル高の影響を受けて、1ドル=158円36銭まで上昇した。その後は159円ちょうど近辺まで伸び悩んでいる。
インフレや政府の放漫財政への懸念から債券利回りが急上昇した今週の相場の影響を、投資家は見極めようとしている。長期の借り入れコスト上昇を抑えるため、米政府が介入に動く事態となった。市場は現在、ベッセント財務長官が公表を約束している新たな財政健全化策を待っている。
キャピタル・エコノミクスのジョー・マーハー氏は「世界の国債市場で最近見られた激しい値動きがある程度落ち着くにつれ、米長期債利回りは今後数週間で安定するとみている」と述べた。
ただ、タームプレミアムは引き続き緩やかに上昇し、中期的には長期債利回りに上昇圧力をかけるとの見通しを示した。
ニューヨーク時間午前11時21分現在
原題:Stocks Rise as Bonds Stabilize at End of Wild Week: Markets Wrap(抜粋)
Dollar Hits Fresh Three-Month Low Before PMI Data: Inside G10
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