来年度予算案で、各省庁からの要求総額が初めて130兆円を超える見通しであることが分かりました。

来年度予算案の編成に向けて、各省庁は取り組む政策と必要な費用を盛り込んだ「概算要求」を今月末に示します。

政府関係者によりますと、概算要求で一般会計の総額は初めて130兆円を超える見通しだということです。122兆円あまりだった今年度当初予算から大幅に増加し、4年連続で過去最大を更新します。

ただ、現時点では金額を示さない「事項要求」が多いことから、最終的な予算はさらに膨らむ見通しです。

また、国の借金である国債の返済や利払い費を合わせた「国債費」は過去最大の36兆円台で調整されています。

背景にあるのは、足元の長期金利の上昇です。財務省は利払いの算定に使われる「想定金利」を今年度の当初予算の3.0%から3.8%に大幅に引き上げる方針です。

高市政権は成長投資など積極財政を加速させたい考えですが、膨らむ国債費が今後の予算編成や財政運営の大きな足かせとなりそうです。