(ブルームバーグ):暗号資産(仮想通貨)のビットコインはアジア時間21日午前の取引で一時4%超上昇した。米財務省が長期債利回りを抑制する方針を明らかにした20日以降、上昇に弾みがついている。
ビットコインは日本時間午前11時時点で7万5740ドルまで上昇した。ベッセント米財務長官が、財務省による国債買い戻し規模を2倍にすると発表したことを受け、過去2日間にわたって上昇しており、市場の高揚感が一段と強まっている。ビットコインは今週に入り、約20%上昇している。
暗号資産を巡る楽観的な見方は、トランプ米大統領がコインベース・グローバルやペイワードの幹部を含む業界首脳と会談したことでも強まった。トランプ氏は上院に対し、倫理規定を巡る対立で審議が停滞しているデジタル資産市場構造法案「クラリティー法案」を可決するよう求めた。
投資運用会社ヴァンエックのデジタル資産調査責任者マシュー・シーゲル氏はリポートで、「今回の値動きは、市場の多くが指摘している米国のクラリティー法案が理由ではない」と指摘。「米財務省の措置が背景にあり、財政運営が金融政策を左右するとの懸念を再燃させている」と述べた。
原題:Bitcoin Leaps Past $75,000 as Crypto Rally Continues in Asia(抜粋)
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