インドと日本は、中国の軍事的プレゼンスが拡大しているインド洋で、主要なシーレーン(海上交通路)の安全確保に協力することで合意した。

小泉進次郎防衛相は20日、訪問先のインド首都ニューデリーで、同国のシン国防相と海洋安全保障協力に関する覚書に署名した。

共同声明によると、両国は海軍艦艇や部隊の「相互訪問」と「合同演習」を増やし、互いの港湾や整備・修理施設の利用を拡大する。また、航行・上空飛行の自由を妨げるいかなる試みや、武力によって現状を変更しようとするいかなる試みにも反対を表明した。

インド洋における中国の軍事的プレゼンスが拡大しており、特に海軍の展開や潜水艦の活動、海洋監視の強化に対する懸念が広がっている。中国政府は自国の活動について、貿易の保護や海賊対策、海洋安保に資するものだと主張している。

インドと日本はこれとは別に、艦船修理に関する取り決めの締結を目指すとともに、日本の技術力とインドの製造能力を生かした艦船の共同建造を検討することでも合意した。

両国防相は「作戦に関する情報共有、装備、技術に関する協力」を検討するため、作業部会を設置することで合意した。

原題:Japan, India Deepen Maritime Ties to Protect Strategic Sea Lanes(抜粋)

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