(ブルームバーグ):韓国のサムスン電子は、100兆ウォン(約11兆3600億円)を超える株主還元計画を発表する方針だ。韓国メディアのマネートゥデイが匿名の業界関係者の話として報じた。前日には競合のSKハイニックスが過去最大規模の自社株買いを発表した。
報道によると、サムスンはフリーキャッシュフローの50%を株主還元に充てる計画で、主に現金配当を中心とする措置になる見通しだ。
この比率は、競合するSKハイニックスが2027年までに株主還元に充てる資金の割合とほぼ同水準だ。SKハイニックスは前日、40兆ウォン規模の自社株買いを発表した。
サムスンはテキストメッセージで、報道についてコメントを控えた。
SKハイニックス株は自社株買い発表を受け、20日のソウル市場で一時13%高となり、サムスン株も一時10%超上昇した。先月には相場が大きく変動し、AIブームを背景とする株高の持続性に疑問が生じていた。
シティグループはリポートで、SKハイニックスの自社株買いは「株価の有力な下支えになるとみており、短期的には具体的な下支え要因となる見通しだ」と指摘。今回の決定は経営陣が「中長期的なメモリー市場の見通しに確信」を持っていることを明確に示しているとした。
原題:Samsung Planning Shareholder Return of $72 Billion, Report Says(抜粋)
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